初めて買ったパソコン
今週のお題「ナイショにしていたこと」
お題と日記のタイトルがちょっと合致していない感もありますが、ソニーのPC事業が売却されるそうで
VAIOブランドもこれで終わりか。。と悲しくなりました。
普段の会話の中で「初めて買ったPCって何?」とか聞くことも聞かれることもないので、
「ナイショにしていたこと」として書いてみようかなと思いました。
何を隠そう、初めて買ったパソコンはVAIOでした。
機種はこちらです↓↓
17インチのトリニトロンディスプレイ!(くっそ重たい)
メモリー64MB!(当時は128MBは超ハイスペック)
OSはWindows98!(まだWin95を見かける時代でした)
CPUはPentiumでもなくCeleronでもなくAMDのK6-2!(3D Now!)
っていう感じの、当時はわりと一般的な感じのスペックでした。
やはり一番に惹かれたのはカラーリングでした、当時のパソコンって白物家電かっていうぐらい
どの会社も白色が多かったように気がします。
そんな中での薄いバイオレット、しかもスピーカーの部分にはVAIOの文字!
「やっぱソニーは違うなぁ、IBMとか富士通なんて業務用だし、NECなんてただの家庭用PCだよなぁ。」
なんてことを思いながら、ソフマップで眺めてました。
当時は高校生だったのでパソコンを買う金もなく、バイトを二つ掛け持ちしてお金を貯めて
パソコンを買おうと意気込んでいました。
もうそれこそ週6で働いたんだけど、高校生なので22時までしか働けず、1日あたり5時間働いて約3500円ぐらい。
3500×6=2万1千円なので1ヶ月で10万いかないぐらいですね。
ほんと我ながらよく働いた、学校行って家に帰ってちょっとして22時までバイト。
それを週に6日、普通の会社員よりも稼働してた気がする。
そんな苦労を重ねて初めて買ったPCがこれだったんです、その後もMD搭載PCとか、ある意味でエッジを利かせた
PCを出してくれたソニーのVAIOでしたが、今後は名前だけVAIOで中身はBaiduとか
チップベースで何か仕込まれたりとか、そんな感じなんだろうか。
追悼というか哀悼というか惜別というか、そんな感じでVAIOのブランドが潰える前に何か買おうかなと
ソニーストアを見たところ、欲しいパソコンがありませんでした。
ソニーに魅力が無くなったのか、他のメーカーがそこまで追い上げてきたのかは分からないけれど
メモリー64MBでHDDも6GB程度のWin98端末のおかげで、今こうやってITに興味を持って
IT関連企業に勤めているってのはとっても感慨深いものがあります。
っていう私のナイショにしてたこと。