転職活動で感じた、怒りを覚えた出来事たち
転職活動の話です。
転職活動をしている中で、合格よりも多数のお祈り(お断り)をいただくのですが、その多数の中でも納得のいくもの・納得のいかないもので大別できます。
実際は納得のいくお祈りなんてそうそうないのですが、今までを振り返って書き残しておこうと思いました。
私は人事職ではないけど、そこそこ転職回数も多く、応募も多いのでよくも悪くも対応が良かった会社、酷かった会社を見てきました。
あんまりにも酷かった出来事
怒りを覚えた出来事たちです。
WEB応募後、即お祈りが来る
昔に比べてWEBの求人媒体も増え、応募側も採用側も色んな選択肢が増えました。
とあるWEB媒体で深夜1時か2時ぐらいに応募した後、5分も経たずに「社内にて厳正に検討をした結果…」と返ってきました。
この話ってもう2年ほど前の出来事なのですが、失礼すぎて未だに覚えているぐらい、衝撃的な出来事でした。
きっと転職回数・最終学歴などでフィルタリングの設定があり、そういった機能が有効になっていたのかもしれません。
百歩譲ってその時間帯に経歴を見ていたとしても、5分で返せるほどの文面でもないですし、そこから百歩譲って文面をコピペだとしても応募者に対して失礼すぎて怒り心頭だった出来事でした。
面接後、1時間足らずでお祈りが来る
ダメならダメで結果は早い方が良いと言うこともありますが、とあるベンチャーでいきなり社長面接となり、面接を開始するやいなや「経歴書見てないんだよね〜」と社長の一言。
WEB応募から面接まで一週間は空いていたし、面接でいきなりそういうことを言うのか…と呆れました。
が、大人なので面接ではちゃんと聞くべき所は聞いたものの、先方から特に大したリアクションもなく、20分程度で終わりました。
面接後、30分程度で「社内にて厳正に〜」とお祈り。
ベンチャーだし、そもそも人事いないし、社長が出てきてるのにテンプレの回答ってどうなんでしょうね、面接行く時間を本当に無駄にした出来事でした。
面談と面接をはき違えているところ
厳密に言えば違いなんてないのかもしれません、選考と言えば選考なんだし。
ただ個人的には面談=正式応募前に話を聞けるフェーズ、面接=正式に応募して選考をするフェーズ、という認識でいます。
六本木にあるとある会社に"面談"ということで訪問したのですが、夜に到着して会議室があるのに「空いてませんから」と社内のオープンスペースに通され、そこで面談開始…
この時点で帰れば良かったんですが、オープンスペースと言いながら、執務スペース内にあって執務席から1メートルぐらいしか離れていないんですね。しかもすぐそばで20人ぐらい仕事してるし。
今までそういう所での面接って多数受けてきた中で一度しか経験がなく、その時は社内ではなく本当のオープンスペース(とあるインターネット企業の来客スペース)だったのでした。今考えるとどうなのよ…とは思いますが。
そんな人が多数いるオープンと呼べないスペースにて、自社の紹介に先駆けていきなり経歴をお話ください…と。
「ん?面談ですよね?」と思いつつ、経歴を喋るものの、すぐ近くで電話取りながら仕事してる人はいるし、なんでそんな状況で過去の社歴を喋らないといけないんだと思いつつ、それなりの対応をした結果、翌日に「面接結果のお知らせ」というお祈りが届きました。
「面談のご案内」で訪問して、その結果連絡が「面接結果のお知らせ」っておかしくない?
しかも役員名義だし、この会社大丈夫か?と思った次第でした。
断るつもりではいましたが、釈然としない気持ちが残ったのでした。
応募者を待たせすぎる
2つの企業であったのですが、応接室にて10分待たされたところ、15分待たされたところでした。
その間、一切の説明も無く「本当に面接担当者は来るんだろうか?」という不安で不穏な気持ちでいっぱいでした。
結果的に来たのですが、1社はお詫びの言葉もなくいきなり面談なのに「経歴説明してくれますか」だし、もう1社はお詫びこそあったものの軽く一言程度だし、応募者のことを何だと思ってるんだという気持ちでいっぱいでした。
面談後の面接がリスケの連続
とある企業に面談に行って、担当していただいたリーダーの方とは話もはずみ、ぜひ面接を受けて欲しいと打診をいただきました。ありがたいですね。
その後、すぐに応募して面談の一週間後に面接をセット…までは良かったものの、前々日ぐらいになって、面接担当の役員の予定が合わず1ヶ月後にさせてくれと(海外出張だそうです)、そして約束の1ヶ月後が近づいてきた面接の3日前に再度リスケの連絡。
しかも「リスケさせてください、どうですか」といった内容で、いつなら良いとかの打診も無し。
ぐっとこらえて、メッセージ内容を確認してすぐに「OKです、いつからなら良いんですか?」と返信したものの、2営業日を経ても先方から一切の返事無し。。
リーダーの方は実は既に転職されたのですが、その人が辞めた理由というのも透けて見えてしまうし、採用対応で完全に失敗していますね。少なくとも私は誰かに勧めることはないし、むしろ酷すぎる対応だったということを話します。
質問を投げて放置、その後採用終了の連絡
とある通信系企業の子会社SIから的外れなスカウトが来たので、どんな所に魅力を感じたのかといったメッセージを投げたところ、数日放置の後、採用終了した旨の連絡が…
もちろん質問の回答はいただいていません。
面接日が決まっているのに、面接前に採用終了の連絡
タイトルのまんまですが、面接の調整が済んでいる候補者と面接するまでもなく良い人がいたんでしょう。
具体的過ぎる事例ですが、改めて書いてみるとちょっと酷すぎるなという出来事ばかりですね。
専属の人事が採用担当をすることもあれば、現場のメンバー・マネージャーが兼務していることもあれば、社長や役員が直接対応していることもあると思います。
私は人事ではないので実際の現場がどうなのかは分かりませんが、採用業務=少なくとも人の人生に関わる、という認識を持って仕事してないのかなと不思議に思うことばかりでした。
また、落とす相手との面接ほど丁寧に対応するという企業があるように、採用を断るということは大半において相手はネガティブな印象を持ちます。
ネガティブな印象を持って終わりで済むのも良くないですが、IT業界って狭い世界なので、いつどこで評判が一人歩きするか分かりません。
ただ個人的な経験から言っても、ここに挙げた会社の対応って人として会社としてどうなのよって思うことばかりなんですね。。
実際、人間はポジティブな出来事よりもネガティブな出来事の方をよく覚えています。
ここに挙げた内容は最近の話もあれば、数年前の話もあり、10年経ったいまでも忘れられない酷い面接の話もあります。(これは書いてないけど)
こんなに酷い会社もあれば、採用されなかったけど対応が良かった・丁寧だった会社というのもあります。
色々と落ち着いた頃にまた書きたいと思います。