ぶらりずむ

すきなものだけをあつめました

採用担当として見ているポイント

こんにちは。 今年の秋に転職し、転職先で色々とあって人事を兼務することになりました。 人事自体はいつかやっていたい仕事でもあったし、自分の転職活動での経験も活かせるかなという気持ちもあり、毎日忙しく働いています。

早速ですが、転職回数の多い私が企業の人事として採用に関してどんなところを見ているのかなど書いていきたいと思います。 自分の部署で採用するという観点ではなく、人事として会社全体の入口で採用する側としてなので、誰かの転職活動に役に立てば嬉しいし、自分自身の整理になればいいなとも考えています。

どの媒体に登録をするのか

現在私の働いている会社ではWantedlyと採用エージェントの2つで採用活動を進めています。 ビズリーチやグリーン、エンジニア向けのLAPRAS SCOUTなどはまだ使っていません。(が、媒体の特徴は把握しています)

色々な業界を見てみたい方については、色んな媒体で登録することをお勧めします。 理由としては、業界・会社の規模によって見ている媒体が違うからです。

私のとこみたいに小さなベンチャーだと、Wantedlyがメインになります。 単純にWantedlyは媒体費用が安いということと、ベンチャー向けという傾向があります。 ※若手の登録が多いとか、キラキラ感があるとか

逆のパターンとしてビズリーチはちょっと費用が高くなるということ、そもそもハイクラス向けということもあり、大手から大手、大手からベンチャー経営側へという求人内容が多いです。 10名程度のベンチャーの場合だと、メンバーではなくマネージャー・部長以上を求めているという印象です。

グリーンはWantedlyとビズリーチの中間を幅広く対応しているという印象でしょうか。

とはいえ、Wantedlyに経営側の募集がないということではないので、自分のいきたい業界・業種・役職などのレイヤーによって登録する媒体を選ぶことをおすすめします。

Wantedlyでどこを見ているのか

媒体としてはWantedlyに出しているので、Wantedlyでどこを見ているのかについて。 Wantedlyでは職務経歴はもちろん、このさきやってみたいことを見ています。

なぜ「このさきやってみたいこと」を見ているのか、それは自社とのマッチングです。 その人の職務経歴が今求めている人材から少しズレていても、このさきやってみたいことが自社のやっていること・方針に合致していればスカウトを送るようにしていますし、会ってみたいなと思います。 職務経歴は「これまでやってきたこと」は分かりますが、「このさきやってみたいこと」は分かりません。

職務経歴と募集要項が多少ミスマッチでも、このさきやってみたいことがマッチしていれば、チャンスは広がると思います。

次に職務経歴のポイントですが、例えば短期間で退職をした場合、きっとそれぞれ理由があると思うので、その理由が一言でもあると良いなと思います。 採用時には状況によって非常にたくさんの方を見ていかないといけないため、その一言があるだけでも相手に与える印象が変わります。

他の媒体にも言えることですが、プロフィールがスカスカだとスカウトするにも判断迷うし、応募されても意欲を疑ってしまいかねないので、非常にもったいないです。 対面で話さないと分からないことがあるのは百も承知な上で、プロフィールを見直すきっかけになれば幸いです。