ぶらりずむ

すきなものだけをあつめました

年初なのでサブスクを棚卸しした 2021

月間契約編

品目 金額 削減額 コメント
Google One(250GB) 380 0 100GBから250GBに変更した
YouTubePremium 1180 0 よく見てるのでお布施として
Office365 1168 0 何だかんだで地味に使う時がある
ATOKパスポートプレミアム 550 0 ATOKなしでは生きられない
Netflix 1320 0 よく見てるので
カーナビタイム 600 600 バイク用、寒いから解約
ツーリングサポーター 400 400 バイク用、寒いから解約
freee 1298 0 収支計算に使ってる
BASE FOOD 3448 3448 美味しくなかったので…

年間契約はAmazon Primeとか独自ドメインとかはてなブログProでした。

思ったよりも月間契約が少なくて(ほんとはもうちょっとあるかも)というのと、カーナビタイムとかは寒くて今バイク乗れてないので不要かなと。 また使う時になったら月額契約しようかなと思います。

COINCOMEが気になっている話

ポイント還元のお話

先日リーベイツというポイントバックサービスを通してアップルストアでiMacを購入しました。 無事に楽天ポイントも還元されたのですが、ですが・・・ちゃんとポイントが還元されるかどうか不安だったんですよね。

また、LINEショッピングでも、LINEショッピング→Amazonという流れだとごく僅かなポイントがもらえるのでよくやっているのですが、ここでも同じようにアドブロック系は停止しないといけないのかとか、ほんとに経由した情報が紐付いているのかとか、不安なんですよね。 ポイントが還元されるまでもちょっと時間がかかったりと、なかなか上手い話はないなぁと。

また、仕方が無いとは言え還元率が少なかったりということもあり、これら以外で良さそうなサービスがないかなと調べていたところ、COINCOMEというものを見つけたので自分的なメモとして残しておきます。

COINCOMEとは

サイトはこちら。 cimcome.io

サービス開始のブログ記事はこちら。 https://blog.cimcome.io/ja/2019/05/09/pr-releases-open-beta-of-coincome-for-japan/

ブログの記事を見る限りだと、まだオープンして間もないようですが、本体サイトの方を見ると国内外の大手と連携しているので、使えるサービスはかなり多いようです。 リーベイツやLINEショッピング、Gポイントとかではあまり見ないものも含まれているので、そこだけでも他者との大きな差別化になりそうですね。

何がもらえるのか

サイト上の説明によると、CIMトークンがもらえるようです。

COINCOMEは独自のトークンを付与するキャッシュバックサイトです。
いつものネットショッピングをCOINCOMEを経由することで、CIMトークンがもらえます。

そしてCIMトークンの使い道としてはこちらの通りです。

CIMはデビット/プリペイドカードやPayPalウォレットに チャージして世界中で使えるようになります。
他にもモバイルインターネットの料金を支払ったり、交通系電子マネーにチャージしたり、友だちに送ったり。
他にもさまざまな、かしこい使い方を提供していきます。

還元されたCIMをデビットカードにチャージできるのは便利ですね、楽天ポイントだとEdyにチャージできたかと思いますが、私はEdy自体をほぼ使っていないこともあり、デビットカードへのチャージの方がありがたく感じます。

本サイトの下部にも書いてありますが、CONCOME自体がトークンなので・・・

  • ポイント失効無し
  • 保有するトークンの値上がり期待

この2点は従来のポイントサービスには無かったものだと思います。 特に楽天ポイントは期間限定ポイントがあり、欲しいものがなくても使わないともったいないということがよくありました。。 ドコモのdポイントは用途限定ポイントという形で、使える所が限られていて、不便だなぁと思うことも多々ありました。。 これらが無くなるのであれば、ポイントを使い切るために〜とかそういったこともしなくていいのは、気持ち的にも随分楽になりますね。

自分の場合はポイントは基本的に以下の様に使っています

  • 楽天ポイント:楽天でそのまま使う
  • LINEポイント:LINE Payに入れる

どちらもそこそこ便利なのですが、こういったのもCIMトークンに集約出来ることを期待しています。 COINCOMEは提携パートナーが多い・有名所も多いので、CIMをデビットカードにチャージして使う流れも浸透しそうですね。

COINCOMEの今後

今年中には取引所に上場して、正式にサービスローンチするようなので、まだ今後に期待という所ですね。 とはいえ、大手有名サービスとの提携が多い、ポイントの失効期限がない、トークンなので持っていると価値が変動する(もちろん下がることもある)といったことを考えても、普通にポイントを持っているだけよりも面白そうなサービスだなと思いました。

COINCOMEの運営側も楽天出身者であったり、有名企業出身者が多いので、安心出来るポイントですね。 上記にも書いたのですが、個人的には楽天で買い物することが多くて楽天ポイントが溜まりがちなので、楽天ポイントからCIMトークンへの交換とか、その逆も出来たらとても嬉しいです。 楽天出身者の方が多いので、そこに期待しています!

https://blog.cimcome.io/ja/2019/07/12/agreement-liquid-cim-listing/

少し前ですが、こちらのブログ記事では以下の様にあります。

Liquid 社の “Liquid.com” への上場によって当社が発行する仮想通貨(暗号資産) “CIM” の “COINCOME” 展開国の一つであるシンガポールの法定通貨であるシンガポールドル、ならびに主要な仮想通貨(暗号資産)への交換を実現してまいります。

上場日は未定ともありますが、幸先良さそうですね。 これを機会に仮想通貨取引でも始めてみようかなと考えています。

関連リンク

cimcome.jp

twitter.com

レクサスNX300h(version L)を購入しました〜その2〜

ちょっと前の話になるのですが、レクサスNX300h(ver.L)を購入しました。 前回は比較したものなどを書きましたが、今回はレクサスを選んだ理由についてです。

前回の記事はこちら blog.burarism.com

レクサスを選んだ理由

BMW・ベンツ・レクサスの3メーカーからレクサスを選んだのですが、その理由は主にこちらです。

  • レクサスはメンテナンスの費用が別途発生しない
    • そういった個別のプランに加入しているわけではなく、車両代に車検までのメンテナンス費用が含まれています
  • 外車に比べてリセールバリューが高い
    • 実際に外車に乗ったこと・売ったことがないのですが、ネット上でもリアルでもよく言われる話ですね
  • 価格に対する質感が良い
    • 正直なところ、BMWは価格に対して質感がイマイチでした
    • ベンツ・レクサスは価格に対して見合っているなという感じです
      • ベンツ新Aクラスは価格以上の質感でした
  • カーナビはレクサス一択

これらの理由があるのと、実際の価格などを考慮してレクサスを選びました。

レクサスNXを選んだ理由

前回の記事でも書いたのですが、UX/NXと試乗をしていて、試乗前はUXが第一候補でした。 ただ実際に乗ってみると、UXは運転しやすいものの、後部座席がとても狭く、CX-3とあまり変わらない広さ。。 対してNXは大人が4人乗っても余裕がある後部座席ということもあり、先進設備や新車体も気になりつつ、NXを選びました。

実際にインターネットを見ていると、同じようにUX目当てで訪問するも、UX/NXの試乗をしてNXに決める方も多いようです。 次回は最終回として、ver.Lを選んだ理由、オプション等についてまとめていきます。

レクサスNX300h(version L)を購入しました〜その1〜

ちょっと前の話になるのですが、レクサスNX300h(ver.L)を購入しました。 なかなか高い買い物だったこともあり、せっっかくなので何回かにわけて記事にしたいと思います。

購入にいたるまで・動機

1月半ばに今年の収入の見通しがある程度経ったこともあり、思い切って「高級車を買おう!」と決めたのです。 自分の中での「高級車」ってすぐに思い当たるのは、メルセデスベンツ・BMWでした。 子供の頃からのイメージやよく見かける外車というと、BMWかベンツが多かったので、その影響が大きかったと思います。

大人になり色々な車種・メーカーを知りましたが、やはりBMW・ベンツへの憧れは揺るぎがありませんでした。 ただネット上でも色々情報を仕入れると、外車のナビはあんまり良くないとか、リセールバリューが低いという情報にぶち当たります。 そこで以前から気になっていたレクサスも考慮し、3メーカーで考えることにしました。

そんな中、実際にディーラーを巡ってみると、色々なことが分かりました。 BMW→メルセデスベンツ→レクサスという流れで巡っています。

以下は個人的な所感です。

BMW

  • 試乗した車種:X1
  • 候補:X1
  • 所感とか
    • 試乗してみるも、値段の割に内装がやや厳しいという印象
    • 走りは重厚感があって良かった
    • 5シリーズセダンが展示されていたので、座るだけちょっと乗らせてもらう
      • 5シリーズまでいくと内装もなかなかという感じ、ただ高い
    • ディーラーはわりとシンプルな感じ
      • 担当していただいたセールスの方は20代で若いという印象
        • なぜかたまに会話が噛み合わないところがあり、それが気になりました。。

メルセデスベンツ(ヤナセ)

  • 試乗した車種:訪問時間の都合で試乗ができず
  • 候補:発表されて気になってたAクラス、王道のCクラス
    • 商談中にセールスの方からGLCを勧められる
  • 所感とか
    • 試乗できなかったので、現物を見させてもらい、座席に乗ってみたりしてみた
      • Aクラスは値段の割にとても良かった、後部座席も広くて良い
      • Cクラスも良かった、高級感がある
      • 勧められたGLCも高級感が半端なかったが、さすがに高い。。
    • ディーラーは高級感がある感じだが、やはり「ディーラー」という印象
      • 担当していただいたセールスの方は40代ぐらい、ヤナセ内でも表彰されていたようで信頼できる印象
    • 正直この時点でBMWかベンツならベンツかなという印象

レクサス

  • 試乗した車種:UX/NX(どちらもハイブリッド)
  • 候補:試乗前はUX、試乗後はNX
  • 所感とか
    • 事前に伝えていた、NXとUXのハイブリッドに試乗
      • UXに先に試乗、とても静かで良かったけどちょっと狭い、内装的にはこんなものかなという感じ
      • 次にNXに試乗、SUVらしくちょっとアイポイント高め、社内もUXに比べて広い、内装も良い感じ、ただブレーキを踏むとカックンとなってしまう。。
        • 以前トヨタのアクアに乗った時にカックンブレーキだったので、それ思い出しました
    • 店舗がたまたま改装中だったので、仮設店舗で。。

最終的にはレクサスに決めたのですが、その理由などはまた次回書いていきたいと思います。

レクサスギャラリー高輪へ行ってきました

先日のレクサスインターナショナルギャラリー青山に続き、品川駅前にあるレクサスギャラリー高輪に行ってきました。

レクサスギャラリー高輪とは

レクサスギャラリー高輪とは、レクサス高輪の2階にある展示スペースです。 青山に続き、こちらも初めて行ってみたのですが、展示スペースが商談スペースから独立しており、他にお客さんもいなかったのでゆったり見ることが出来ました。

昨日から臨時休館となっているようなので、車両の入れ替えがあるのか改装工事なのか、次回行く際には休館後の4月以降になりそうです。

lexus.jp

展示車両

展示車両の写真はこちらです。 ずらっと並んでいますが、手前からLC、LS、NX、LXですね。 このラインアップだとNXの代わりにRXという感じもしなくもないのですが、RXは1Fに展示がありました。

f:id:minyou:20190317161906j:plain

せっかくなので車両に乗り込んでみたり、写真を撮ったりなど。。 f:id:minyou:20190317161617j:plain f:id:minyou:20190317161627j:plain f:id:minyou:20190317161718j:plain f:id:minyou:20190317161740j:plain

当たり前ですがLCもLSもLXも高級感満載で、特にLSは後部座席にマッサージ機能がついていたりと、すごく高い質感でした。 普通に生きてれば恐らく運転することはないと思うので、青山に引き続き、実際に乗るだけ乗ってみて良い体験ができました。

LCも最高級クーペらしく、車内の質感や見た目など、スポーティーさと高級感が合わさって何とも言えないインテリアでした。 ただ慣れていないせいか、乗り降りがとてもし辛かったので、日常的に乗ってる人はほんと尊敬します。。

2階は車両・ビデオ・パーツの展示と応接ルームがあり、私が訪問した際には2階に誰もいなかったので、じっくり見ることができました。 お店の方も親切に案内してくれたこともあり、とても楽しい時間を過ごすことができたので、NXが納車されたら改めて行ってみたいなと思います。

転職先で活躍するための3つのこと

退職者アドベントカレンダー2018の19日目を担当させていただきます、みなさんこんにちは。

adventar.org

私は夏の終わりに転職し、新しい所に入ってまだ少し経ったかなという状況です。 私は転職回数が普通の人よりもかなり多いのですが、新しい職場に入る度に期待と不安があります。 こればかりは何回転職してもなくなりません。

なので、転職を経て新しい会社に入り、活躍するためのいろはを私なりにまとめたいと思います。

1.いい人でいる

「いい人」と一言で表現すると色んな見方があると思いますが、私の考える「いい人」はこんなイメージです。

  • 明るい
  • 積極的
  • 困ったら親身になってくれる
  • 話しやすい

一部をちょっと書いてみたのですが、こんな人が職場にいたら良いですよね。 新しい職場では自分も不安ですが、受け入れ側も不安なことが多いので、自ら積極的に色んな人と交流して積極的に関わり合いを持つようにしています。

2.知見の出し惜しみをしない

あなたがよく知っていて、使い古されたと思っているものは、新しい職場の人には未知のことかもしれません。 ちょっとしたテクニックが非常に喜ばれるかもしれません。 中途に求められるのは経験を出し惜しみすることではなく、経験をフルに活かして事業を発展させたり、人を引っ張っていくことだと思っています。

3.全力を出し切る

様子を見つつというのもあると思うのですが、様子を見ている間に転職直後のデビューチャンスをふいにしてしまうかもしれません。 勢いってとても大事で、勢いがある人には自然と人がついてきます。 転職直後で自分も相手も手探りな状態だからこそ、勢いよく全力を出すことで色んなチャンスが舞い込んでくるんではないかなと思っています。

たくさん書いてもあれなので、3つにまとめてみました。 どれもこれも簡単に出来るようで、ちょっと頑張らないと出来ないことでもあるかなと思います。 もし良かったら、過去の記事も読んでいただけると幸いです。

blog.burarism.com

blog.burarism.com

ブログどうしようかなって話

最近気が向いた時に気が向いたことを書くようにしているせいか、あんまり更新していないけれど、今年は過去最高の記事数になってました。 毎日続けることも素晴らしくはあるけど、気が向いた時にぶらっと書けるのもまた素晴らしいと思うのです。

ブログの方向性というわけではないのですが、何か書こうと思った時にこんなことを思っていました。

  1. 自分が知っている便利なことを自分の備忘録として残す
  2. 自分が知っている便利なことを誰かのために書き残す
  3. 日常的な想いやらいろいろ

書いてはやめてを繰り返す時もありますが、今後は自分が知っている便利なことを誰かのために書き残すを増やしていければいいなという気持ちです。

ダブルワークをしなくてもよくなった話

こんにちはぶらりずむです。

私はずっと本業+アルバイトというダブルワーク生活をしてきました、通算になりますが、かれこれ10年ぐらいでしょうか。

いつかこの日が来るだろう、早く来て欲しいと願っていたのですが、とうとうダブルワークをしなくてもよくなる時が訪れました。 訪れましたというよりも、勝ち取った方が近いのかもしれません。

転職して来月から新しい職場で働くのですが、現職の年収+バイトの年収=新職場での年収となるのです。 これにより平たくいうと、もうバイトしなくてもよくなります。

そもそもなぜバイトをしていたかというと、私的な借金(買い物しすぎ、金の使いすぎ)が原因でした。 それがいつの間にか、バイトをしていないと落ち着かない生活・性格になってしまい、自分自身にもそのように暗示をかけるようになりました。

自己催眠・自己暗示というのは非常に強力で、中々解けなかったものの、働いて金を稼ぐということが良い方向に働いたこともあり、バイト代が自然と貯まっていきました。

しかし失ったものもあります、私は何を失ったのか。

何を失い何を得たのか

何を失ったのか、色々なものを失いましたが、一言で書くと「時間」です。

昔は平日は本業が終わった後にバイト、土日は9時〜21時までバイト、祝祭日もバイト、基本的に1ヶ月に1日も休まず働く、そんな生活でした。

時間を失った結果、バイト代を得られました。 バイト代を得る代わりに若い頃の時間を失いました。

あの時こうしておけば、という後悔は誰しもがあると思いますが、私はこれらに関しては半分そう思い、半分はそう思いません。

なぜか。

一つは金を稼ぐ必要があったから、一つは経験を無駄にしなかったから、一つは自分の性格がそうだから。

どうしても足元の金を稼がないといけなく、必要に迫られたが故にバイトをしていました。 なので時間を削ってでも稼げたのは本当に助かりました。 時間を失い、金を得られました。

結果論ではありますが、自分で書いておいてほんとどうしようもない生活ですね。 平日は9時30分〜18時まで働く、20時〜24時までバイトをする。 土日は9時〜21時までバイトをする、または9時〜18時まで働いてから20時〜24時までバイトをする。 数ヶ月に一度取る休みは大体調子が悪くなって寝込んでました、普段は何ともなかった分、一気に身体にきたんでしょう。

結構無茶が出来るんだなと思った半面、きっと寿命を縮めてるんだろうなと思いました。まだ結果は出てません、これから出るんでしょう。 魂を削って、こういう生活をすることになってしまった自分の行いが良くないということを学びました。

時間を失い、魂を削りました。 しかし時間があったらどうなっていたかというと、多分のんべんだらりと生活していたんではないかなと思います。 バイトを始めるまでの自分の生活や性格はよく分かっているつもりなので、勉強する時間があってもきっと勉強しなかったでしょう。

よく社会人になって改めて学生生活や学びの時間が重要だということに気がついたといいますが、こんな生活だったからこそ、そのようになってはいけない・学びが重要ということを理解できたように思います。 ダメなことも一度経験してみないと分からないことが多いので、結果的に良かったのかもしれません。 むしろ結果として良くしていかないといけない、そういう想いです。

来たるべき時がきてしまった以上、嬉しくもあり驚きもあり、少し寂しくもあり、これからのことをちゃんと考えて遂行していかないとなぁと改めてしみじみ感じる今日この頃です。

ヤフー

転職活動で考えてきたこと その2

前回のエントリーに引き続き、今回の転職活動についてもう少し振り返ってみようと思います。

blog.burarism.com

「なぜ内定が出たのか」

これにつきるんですが、内定を得られるまでには色んな要素が複雑に絡んできます。
タイミング、運、これまでのキャリアなど、一朝一夕ではどうしようもないことの方が多いです。
しかし、ある程度は自分で自分を抑制して「なんとかできる要素」というものもあるなと思っています。

「なんとかできる要素」を上手くコントロールすることで、内定に至るまでの確率を多少でも上げることができるのではないか、そんな想いです。

なんとかできる要素1:転職理由の伝え方

転職理由は人それぞれですが、何らかの理由で現職に満足していないという方が大半だと思います。
たとえば・・・

  • 給料が低い
  • 会社の体質が自分と合わない
  • 上司・部下と合わない

理由を聞かれると、ついつい喋ってしまいがちな要素ですが、総じて「現職へのネガティブ要素」です。
一般的に面接でネガティブな話をすると良くないと言われています。

面接をする立場=一緒に働くかもしれない人を見抜く必要がある立場・場面で考えてみましょう。

あなた「現職について、退職を考えられた理由はなんですか?」
転職者「給料が低くて仕事の割が合わないからです。周囲の人とも気が合いません。」

と返されるとどうでしょうか。
給料が低いのが事実だとして、低いには低いなりの理由があると思いませんか?
スキルが低い、能力が低い、会社から評価をされていない、自分の売り込み方がうまくない、だから給料が低いなどの理由が浮かびます。
働いていく上で給料やお金は非常に大事なポイントですが、上記のように返されてしまうと「現職より給料上げるだけの要素はどこにあるんだろう」と思ってしまいます。

面接において、相手に現職の不満をぶつけても良いことはありません。
大事なのは「事実を喋れども不満は喋らない」ことです。

給料は会社の台所事情や他メンバーとの兼ね合い、業界の市況によっても変わってくるため、給料を上げること自体は私が面接担当者でもネガティブには捉えません。
ただ「給料に対する不満だけを述べられて、本人が改善行動をしていない・考えていない場合」はさすがにネガティブに受け取らざるをえません。

給料について触れないというのもありですが、最終的に避けては通れない道なので、自分から話さなくとも聞かれたらポジティブな理由とセットで正直に答えると良いと思います。

なんとかできる要素2:ネガティブにならない

要素1と被るのですが、ネガティブな気持ち・姿勢で転職活動に臨んでも良い結果は出ません。
これから一緒に働くかもしれない人が、ネガティブな面ばかり見せてくると不安になりますよね?
また、仮に内定が出たとしても、焦ってしまってやや不本意な条件でサインをしてしまい兼ねないのです。

ネガティブになる要素としては、現職が色々と辛い、なかなか書類が通らない、面接で落ちまくる、内定がでないなどがあると思います。
ネット情報を見てると、即内定が出たとか、内定が出るまで1〜2ヶ月程度だったとか、そういう話をよく見かけますが、これは人それぞれだと思います。
実際に私も転職活動をしていく中で、活動開始から内定が出るまで半年ほど経過したこともありました。
いつもそうかと言うと、今回は内定が出るまで初回面談から一週間というすごいスピードのケースもありました。

つまり、人の結果を見て自分と比較する必要がないということです。
人それぞれ状況が違うので、なかなか内定が出なくても書類が通らなくても必要以上にネガティブになる必要はありません。
ネガティブになってしまうと、面接の場でも自然と相手に伝わってしまい、本来のその人の良さを殺してしまうこともあるでしょう。

特に面接において「今は〜やってます、内定もらえるなら〜もやります」って言ってしまうと、余裕がなさすぎて心配になります。
相手も人間なので、やはり余裕がない人よりも余裕がある人の方が好印象ですし、それは転職者側にとってもそうですよね。

なんとかできる要素3:食わず嫌いをしない

特に転職の最初期となかなか決まらない後期の話なのですが、最初期には有名企業・大企業などばかりに応募してしまって、せっかく届いた良質なスカウトをないがしろにしてしまいかねません。
また、まだ著名ではないけど良い企業を自分フィルターで除外している場合もあります。

自分のやりたいこと・キャリアの方向性・将来のことなどを考えてフィルタリングするのは当然なのですが、大事なのは「食わず嫌いをしないこと」だと思います。

実は今回内定をもらった会社ですが、スカウトが届いた時点では断ろうかなと思っていました。
理由としては「自分の考えている職種」とちょっと違ったからです。
でも最終的には非常に好条件で内定が出て、就業まですごく楽しみになっています。

この間に何があったのかというと、私自身が多少は流されやすい部分もあるかもしれませんが、

  • 面談を通してその会社の実際を知ることができた
    • 面談前「ベンチャー感あるし、まぁ大変そうだよなぁ。業界的にもどうなんだろう。」
    • 面談後「自社サービスを軸にしたコンサルも提供して面白そう。プロダクトも強い。」
  • 担当者の人柄の良さを身をもって体験できた
  • オフィスの中を見ることができて、不安がなくなった
  • 求められているポジションについて、自分の想像以上の面白さがあった

といったことがスカウト後の最初の面談の感想です。

もちろん面談・面接なので良いことしか言われないというのも一理あるとは思いますが、良いことだけ伝えて入社をしてもらっても、双方にメリットがないのです。

補足:私の場合

私の場合、給料が低いわけではなく(色々考慮すると、まぁまぁもらってたかもしれない)、会社の方向性が自分の考える成功するビジネスの方向性と合わないというのが一番の理由でした。
個人的にはビジネス・開発のバランスが良い会社に入りたいなと思っていたのですが、入社して1年経過するうちにビジネス偏重になっていき、エンジニアも退職していき、よりビジネスが(悪い方に)加速する・・・という状況でした。
ただそれは会社の方向性・方針と個人が何を大事にするかの違いであって、善悪ではないと考えています。
それらを素直に面接で伝え、私が大事にしていきたい要素が面接先の会社でも大事にしていると感じたから応募した・面接にきた、という話をしています。
これらを話して一次面接で落とされたことはないので、悪い方には受け取られなかったんだろうと考えています。
批判をしても良いことはないので、会社と自分の方向性の違いを理解した上で、自分が何を大事にしているのかを考え直す良いきっかけにもなりました。

実際には言われなかったのですが、例えばちょっと意地悪な質問で「もし弊社が同じような状況になったら、また転職しますか?」と聞かれることもあるかもしれません。
未来のことなのでわからないですが、単純に「将来のことはわかりません」と返すよりも「他にも色々な要素があるので分からないという前提ですが、今までお話を聞いていた中では恐らくそうはならないだろうと思いますし、仮にそうなったとしてもうまくバランスがとれるのではないかと思っています」と返します。



f:id:minyou:20180409001340j:plain



って思うかもしれないじゃん?
一番大事なのは「必要以上に自分を作らない、嘘をつかない、ただし馬鹿正直にもならない」これが全てな気がします。
キャリアなんて一ヶ月や二ヶ月で何とかなるものではないし、単純にネガティブ要因も素直に言えば良いってもんじゃないですし。(相手がどう受け止めるかを考えることが大事)
ある程度かっこよく見せる必要があるのは、恋愛やら結婚やらと同じなのかなーって思います。
自分がカバーできる範囲でかっこよく見せる、大事ですね。

転職活動で考えてきたこと

転職活動がほぼ最終フェーズまで進み、ジャッジを下す前に色々整理しておこうかなと思い、まとめてみます。 ある程度は変な意味で転職慣れしているので、参考程度に見て読んでください。

今の状態・私について

  • 内定は1社から出ており、条件も提示された状態
  • しかしまだ選考中の会社が2社ある
  • 転職先の業界はWEB関係、現職は広い意味でWEB関係
  • 転職回数は人よりも多い方
  • 転職限界説のある30代半ば
  • 転職では面接される側ではあるけど、日常の仕事では必要に応じて面接する側でもある

転職当初の情報収集フェーズ

転職に向けて「情報収集しよう」的なフェーズです。 情報収集しようと言いつつも、実際には転職する気持ちはほぼ固まっています。

  • どの”媒体・ルート”で情報を収集するのかを考える

    • 最近使って良かったなと思ったのはこんな媒体です
      • Green
        • 有名企業というよりベンチャーやWEB系とかインターネット系が多い印象
      • ビズリーチ
        • ハイクラス転職ということもあり、非公開らしい求人やら給与が高いものが多い、有名企業も多い
      • Wantedly
        • 給与が記載されていないので、正直「会社の情報を集めたり、ベンチャーの情報を収集するところ」という印象
    • 私自身は直近ではビズリーチやGreenで転職が決まりました
    • 今回はWantedlyのスカウト経由で内定をいただきました
  • 使わない”媒体・ルート”を決める

    • あくまでも個人的なマッチによるものです
    • enjapan、リクナビネクスト、上記以外の媒体
      • リクナビネクストは有名すぎて募集側があっぷあっぷになっていると昔聞いた印象が強い(1人の求人に100人とか200人とか来る場合も多いらしい)
      • 求人の質が自分の志向や経験と合わない
    • 転職エージェント
      • 単純に私の職歴が「エージェントにとって売れるものではない」というのが大きいとは思う前提で・・・
      • 採用先の間に立つので聞きづらいことも聞ける半面、情報の信頼性が問われる
        • ほんとに聞いてくれてるの?
        • (エージェントからの)レスポンス遅いんだけど?
        • 採用意欲ほんとにあるの?
          • こんな人いればいいな〜程度で求人をしているとか
    • 知人の勤務先を紹介してもらう
      • 気になる勤務先で働いている人がいたら良いかもしれませんね
      • でも紹介すると辞めづらいという点がある
      • 紹介してもらえる、誘ってもらえるだけの日々の関係性構築が重要

応募・スカウト受信フェーズ

良さそうな所があったら応募しつつ、スカウトをもらうなどのラッキーが発生します。 普段活動していない時はスカウトはほぼ来ないのに、活動し始めるとスカウトが増えてくるのが不思議でした。 採用側として媒体の管理画面を触ったこと無いけど、恐らく最終ログインであったり、それらから転職への意欲度合いとかが管理されているんでしょうね。

  • 話を聞きに行きたいの返事がない、応募して書類落ちしても気にしない
    • 書類落ちしても気にしない鋼のメンタルが求められます、くよくよしても仕方が無いので気にしないようにしました(凹むけど)
    • 書類の段階でも落ちた理由を聞くのは良さそうだけど、面倒なのでそこまでしませんでした
  • ビズリーチの直接採用企業からのスカウト設定はONにする
  • ビズリーチのエージェントからのスカウトはOFFに設定する
    • エージェント嫌いなのでOFFにしています
  • 興味を持てそうな会社はとりあえず話を聞きに行く方向で返信をする
    • 実際に行って話を聞いてみないと分からないことが多い
    • 最初は興味なかったけど、行ってみるとプラスに働くことも多い
    • しかしその逆もある(後述)

話を聞きに行くフェーズ

昔はあんまりなかったのですが、最近は”面談”という形を一番最初に実施する企業が多いように思います。 面談を実施するかどうか、またどんな内容なのかは企業によって千差万別なので実質的な一次面接と思って臨んだ方が良いように思いました。

私の経験ですが、話を聞きに行くで応募→役員名義で面談の案内→当日、担当者「面談ですので気楽に〜」→役員名義で「面接結果のご案内」という会社も六本木にありました。。。 ※面談であって面接じゃないだろうというツッコミと、ここは正直自分から切り上げるレベルの酷さだったので、面談後もやっぱレベル低いなーと不快でした

また、面談を経ても何の連絡もない企業もざらにありました。 面談終了時に「良ければ応募してください」という一言がある所もあれば、何も言わないところもあります。 面接後のフローについてどのようになるのかは確認しておくと良いと思いますが、慣れてくると「まぁ向こうから何も言わなければ、脈無いだろうしダメだろう」と思うようになりました。

実際ダメなことも多いと思いますが、こういう点にも企業としての姿勢が出ると思っています。

ベストな状況は面談で話が盛り上がり、先方から「ぜひ応募してください」というパターンでしょうか。 実際に内定が出るかどうかは選考次第ですが、温度感高く一次面接に進めると思います。

面談で聞くべきこと

建前上は面接ではないのでざっくばらんに、ということを意識して聞けると良いかもしれません。 私は以前日記に書いた転職本を参考にしました。 給料や残業代などの金に直結することについてはあまり聞きませんでした、これらは内定が出てからか、相手から「今いくらもらってますか?」的に聞かれるだろうという経験からですね。

面接のフェーズ

WEB応募を経て、書類選考にも無事通って面接になりました。 企業や業界、出てくる人によってある程度質問を変えてはいるんですが、私は共通してこんなことを聞きました。 ※転職本に載っていたこともあれば、オリジナルのこともあります

  • 他社と比較しての強みはどこですか?
    • その現場・業界の生の声が聞けるのは大きい
  • 募集しているポジション含め、どんな人に来て欲しいですか?採用したいですか?
    • 先方の欲しい人材像に対して、自分のマッチ具合を伝えられる
  • この仕事(または人生を通して)をしていて一番嬉しかったこと、辛かったことはなんですか?
    • どんなことにやりがいを感じたのか等、人柄とか人間性が伺える
  • 今後の展開や事前に調べていた情報で不明な点
    • 事業・プロダクトの将来はどんなことを考えている?
    • 海外展開は?
    • 社内の雰囲気は?(みんな黙々なのか、和気藹々としているのか)

聞かれる内容としては、こんなことを聞かれることが多かったです。

  • 強みと弱みを教えてください
    • 弱みを説明しつつも、ついつい結果的にどうカバーしたのかという最終的に「弱み」ではない話になってしまうこともありました(それが正解かどうかは分からない。。)
    • 素直に自分のここがダメということを言った方が良いように思います
  • (仕事の上で)得意なこと・苦手なことを教えてください
    • これは素直に自分の思っていることを伝えました、経験を誤魔化すことは嫌なので、求められる要件だけど仕事を通じてやってこなかった・苦手意識の有無などを伝えました
    • ちなみにある会社さんで聞かれた時は、過去の経験を踏まえた上でテレアポは絶対に嫌ですと答えました

面接だとほとんどが、応募者の自己紹介→応募者の経歴に対する質疑応答→それに対する深掘り→応募者からの気になることへの質問→終わり、という流れですね。 なので業種・業界・企業によって聞くことをアレンジしつつも、ある程度は同じ質問をすると、それぞれの違いが見れて面白いのかなと思います。

面接で大事にしていること

個人的な想いからですが、面接では変に経歴を盛らない、素直であることを常に大事にしてきました。 転職は結婚・離婚と同じで、運とタイミングと相性だと思っているので、その場限りで変に見栄を張っても意味ないなーと思うのです。 たった1時間や数時間程度で見栄を張るぐらいなら、普段から進みたい方向性の勉強をきちんとしておく方がよっぽど効果的ですね。

ということもあり、落ちたら非常に残念ではありますが、タイミングと相性が合わなかったと思い、できるだけ気にしないようにしています。

お祈りされたら

上記でタイミングと相性が合わなかった〜とか書いていますが、非常に残念な気持ちに変わりはありません。 なぜダメだったのかを最初から書いてくれてればいいのに、なぜか書かない企業が多いですよね。 前にどこかで見た記事だと、文章にし辛いこと・言いづらいことが理由としてあるそうです。 「雰囲気的にメンバーと合わなかった」とか「なにかが違った」とかでしょうか。

でもお祈り理由が書かれていなかったら、突っ込んで聞いた方が良いと思っています。 状況によっては何回も訪問して、時間と労力をかけているので、どんな理由であれ今後のための参考情報として聞くべきかなといつも考えています。

自分の体験として今回の転職活動では、企業によって明確に分かれました。

  • はなっから「理由については開示しない」とストレートに添えてあるお祈り
  • 応募者が多く、他者と比較してのお祈り
  • 企業のフェーズに合わなかった

などなど、本当に会社によって千差万別だったんですが、個人的にはここでも「応募者に対する姿勢」が見て取れます。 時間かけて予定も調整して、話も盛り上がってやる気まんまんだったのに、祈られて理由も開示しないと一方的に書かれてあったら応募者の感情としてはどうでしょう?

まとめ

  • ビズリーチはハイクラス向けだけど、ハイクラスのみではないのでオススメ
  • Green / Wantedlyはベンチャー狙ってる人にはオススメ
  • 書類落ちしても気持ちまで落とさないこと
  • 明確にスケジュールを線引きした方が良い
    • 今回の選考結果はいつまでに連絡をくれるのか
    • 予定を超えても連絡してこない企業もざらにある
  • 面接後に祈られたら、面接にかけたコスト(時間・労力)を回収するためにも祈られた理由を出来るだけ聞こう

以下はおまけです。

【実録】対応が良かった企業・酷かった企業

良かった企業

  • レスポンスが早い
    • 面談の結果は即日連絡がもらえ、すぐに面接調整をしてくれた
  • メッセージの内容が丁寧
    • メッセージから人事の気遣いを感じる
    • メッセージの内容に熱量がある
      • まだ自分たちは知名度は低いけど〜から始まり、熱いメッセージだった
  • 祈られたけど、一発目のメッセージでちゃんとお祈り理由が書いてある
    • 内容的にもしゃあないなと思える内容だった

酷かった話

  • 過去に最終面接で落ちたのにスカウトが来た(まぁ分かる)が、その旨を伝えて「面談しますか?」と返事をしたら返事が一切返ってこない
    • リマインドで何回か送っているのにも関わらず返事が一切来ない
      • 役員名義でメッセージ来てるんだけど、それでいいのか?(いいわけない)
  • 2次面接・3次面接でかなり盛り上がって「ぜひ来てくれ」的な温度感なのに、結果連絡を待たされた上にお祈りが届き「結果について個別の理由については一切回答しない」と書かれてある
  • 面談後に課題を渡され、課題提出後に日程調整しましょう→課題提出して連絡待ち→他応募者と比較して〜のお祈り
    • 課題提出後に日程調整のくだりいらんでしょ・・・

自分自身は人事ではないけど、面接対応する側でもあるので、失礼が無いように対応するのはもちろんなんだけど、人事が返すメッセージにも気をつけていきたいなと考える所存です。